根日屋 英之(ねびや ひでゆき)
[プロフィール]
・ 出身地 : 東京都台東区
・ 資格 : 第1級アマチュア無線技士
・ 開局年 : JE1BQE(1971年), JA9QZH(1976年), JD1BOO(2013年)
・ 学位 : 博士(工学)
[所属アマチュア無線クラブ]
・ フレッシュ ラジオ クラブ (JA1YUN) 会長
・ テレビ ジャパン(JARL登録クラブ 10-4-56 / JR1ZZZ) 会長
・ アマチュア無線 開成会(開成学園 物理部 OB会 / ペンケン クラブ JA1YSD) 事務局長
・ 東京大学アマチュア無線クラブ(JA1ZLO / JA1YWX) 元 教職員メンバー
・ 文京区 アマチュア無線局 災害非常通信連絡会(BARD / JR1ZEF) メンバー
私は世界的に有名な電気街である 東京・秋葉原 で生まれ育ちました。小学生の頃から電子工作に興味を持ち、「ラジオの製作」や「初歩のラジオ」の実態配線図を見ながら、オーディオ・アンプやラジオを作っていました。しかし、独力で設計できる技術も知識もありません。そこで、両親は私に研究用のおもちゃのトランシーバーを買い与えました。私はそれらを分解して中を調査し、動作するトランシーバーを何台も動かないトランシーバーにしてしまいましたが、百聞は一見にしかずで多くの電子回路の知識を体得することができました。
初めて動作する無線機を作ったのは、FMラジオとFMワイヤレスんマイクを組み合わせた微弱電波の無線機(トランシーバー)でした。2台製作し、弟や父の会社の人を通信相手に無線通信にチャレンジしました。その自作の無線機で交差点を挟んで交信ができたときの喜びは今でも忘れません。
中学生になってアマチュア無線技士の資格を取りました。アンテナの自作に没頭する中学生のアマチュア無線家として、電波新聞社の取材を受けましたが、その時に編集部からの依頼で、1972年4月号の「Ham ライフ」に「50MHz用 2エレメント CQ アンテナ」の記事を書きました。これが私が無線雑誌の筆者デビューとなりました。この記事の反響からか、いくつかの出版社からアマチュア無線雑誌の製作記事の執筆依頼を頂くようになりました。1980年1月から「CQ ham Radio」(CQ出版社)の連載記事筆者になりました。
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私は、1波長ループアンテナと同等な指向性を有し、同軸給電線との整合が容易、かつ、小形(小型と同義)にしても利得低下の少ない特長を有する スパイラルリングアンテナ を考案しました。
スパイラルリングアンテナは、スパイラルの直径 2s = 0.024波長、ピッチ角Φを 17.0 度に設定し、そのスパイラルを 半径 a = 0.0754 波長で 21 回巻くと、インピーダンス整合回路やバラン無しで 50Ω同軸ケーブルと直接、接続できます。このときのアンテナの最大外径寸法は 0.176 波長と小形になります。アンテナ利得は 2.0 dBi、帯域幅は 4.2 %(リターンロス : -10dB 以下)であり、スパイラルリングアンテナは小形化率に対して非情に高い利得を有するアンテナです。
[参考論文] 根日屋 英之、長谷部 望、長澤 総 「スパイラルリングアンテナ(1波長ループアンテナの指向性を保持して)」、1999年1月 電子情報通信学会論文誌 Vol.J82-B No.1、pp.88 ~ 96
・ 1986年度 技術者表彰 1等 (日立湘南電子)
・ 2000年度 駿博会奨励賞 (日本大学 駿博会)
・ 2001年度 電子工学科特別賞 (日本大学 理工学部 電子工学科)
・ 2003年度 アントレプレナー オブ ザ イヤー (アカデミア部門)
・ 2003年度 最優秀ユビキタスネットワーク技術開発賞 (EC研究会)
・ 2010年度 第23回 福田賞 (東京電機大学 ME会)
・ 2012年 東京理科大学工学部創設50周年記念式典 工学部今昔物語